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SDGsの目標:7 エネルギーをみんなに
そしてクリーンに

7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに

目標7のポイント

  • すべての人が手ごろな価か格かくで近代的なエネルギーを使える
  • 環境かんきょうに良いクリーンな再生さいせい可能かのうエネルギーを増ふやす
目標7のターゲットを見る

電気を使えない人は6.6億人も

電気やガスなどわたしたちの生活に欠かせないエネルギー。しかし、世界ではいまだに約6.6億人が電気を利用できずにいます※1。

電気が使えない地ち域いきでは、薪まきや炭を燃もやして、料理をしています。その数は約21億人。煙けむりで汚よごれた空気で健康をそこなうことにもなります。また、貧まずしい人々は、夜でも明かりを使うことができず、仕事や勉強ができません。途と上じょう国こくでは、外灯の灯あかりで勉強をする子どももいます。


読よみ解とくヒント

地球温おん暖だん化かの原げん因いんに

18世紀の産業革かく命めい以い降こう、人口増ぞう加かや産業の発はっ展てんでエネルギーの消しょう費ひは急速に増ふえてきました。今後もアジアやアフリカの経けい済ざいの成長に合わせて、エネルギー消しょう費ひがますます増ふえると考えられています。

現げん在ざいのエネルギーは、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃ねん料りょうを元にしたエネルギーが中心です。しかし、化石燃ねん料りょうは、エネルギーを作り出すときに二に酸さん化か炭たん素そが発生し、それが地球温暖化おんだんかの原げん因いんの一つになっていることを忘わすれてはいけません。このまま化石エネルギーの消しょう費ひ量が増ふえ続けると、地球温おん暖だん化かや気候変動がますます深しん刻こくになるといわれています。

再さい生せい可か能のうエネルギーとは

そこで未来のエネルギーとして、世界が力を入れているのが再さい生せい可か能のうエネルギーです。世界の最終消しょう費ひエネルギーの約17.9%が再さい生せい可か能のうエネルギーで、先進国を中心に積極的に導どう入にゅうされています。

キーワード

再さい生せい可か能のうエネルギー...太陽光、水力、風力、バイオマス、地熱などの自然の力から生み出すエネルギー。使用しても資し源げんを再さい生せいすることが可か能のうなので、石油などの化石燃ねん料りょうのように資し源げんがなくなる心配がない。また、二に酸さん化か炭たん素そを出すこともなく、環かん境きょうにもやさしい安全でクリーンなエネルギー。


わたしたちにできることは?

これからのエネルギーとして、各国が積極的に導どう入にゅうを進めている再さい生せい可か能のうエネルギー。再さい生せい可か能のうエネルギーの各国事じ情じょうを調べることで、未来のエネルギーについて考えてみることも、わたしたちにできることの一つです。

再さい生せい可か能のうエネルギーの発電量が多いのは、中国とアメリカで、この2つの国は突とっ出しゅつして発電量が多くなっています。また、発電量に占しめる再さい生せい可か能のうエネルギーの割わり合あい(一人当たり)が高いのは、アイスランドやノルウェーなどヨーロッパの国々。特に風力発電の盛さかんなデンマークでは、自分の国の発電量の約半分が風力発電です。ほかの国の再さい生せいエネルギーの導どう入にゅうを調べることで、これからのわたしたちのエネルギーのあり方のヒントが見つかるかもしれません。

日本のエネルギーの問題について調べてみるのも良いでしょう。エネルギー資し源げんの大半を海外からの輸ゆ入にゅうに頼たよっている日本。日本は世界の中でもエネルギーを多く消しょう費ひする国でありながら、エネルギー自じ給きゅう率りつはわずか16.4%※2。これは先進国の中でも極きわめて低く、エネルギー資し源げんのほとんどを海外からの輸ゆ入にゅうに頼たよっている状じょう況きょうです。

日ひ頃ごろから節電を心がけ、エネルギーを上手に使う工く夫ふうをすることも、わたしたちにできることの一つです。

  • 身の回りにはどんなエネルギーが使われていますか。
  • そのエネルギーはどこでどうやってつくられたのでしょうか。
  • エネルギーをムダにしないためにはどんなことができますか。

原稿作成:日経BP/東京書籍
協力:一般社団法人SDGs市民ネットワーク

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