あらゆる人の協力でSDGsを達成する
SDGsの17の目標は幅広い分野にわたります。それぞれの国が取り組むこともあれば、国と国の協力が必要なこともたくさんあります。SDGsを実現していくのは、国だけではありません。企業や研究者、市民団体、地域、学校、家庭、そしてわたしたち一人ひとりが、SDGsの担い手です。積極的に関心を持ち、考え、行動に起こすこと。それが地球の抱える複雑で難しい問題を解決していくことになります。
SDGsの17の目標は幅広い分野にわたります。それぞれの国が取り組むこともあれば、国と国の協力が必要なこともたくさんあります。SDGsを実現していくのは、国だけではありません。企業や研究者、市民団体、地域、学校、家庭、そしてわたしたち一人ひとりが、SDGsの担い手です。積極的に関心を持ち、考え、行動に起こすこと。それが地球の抱える複雑で難しい問題を解決していくことになります。
自分たちだけで、いろいろな問題を解決するのが難しい途上国。お金も技術もある先進国からの積極的なサポートが必要です。途上国を支援することは、先進国も含めた世界のすべての人たちの幸せにつながります。
また、先進国自身が抱える問題もたくさんあります。そういったさまざまな問題に向かってどれだけ努力できるか。SDGsの達成に向けた取り組みを、先進国も評価される仕組みになっています。
2030年、今の子どもたちの多くが、持続可能な世界を実現するために、社会の担い手となっているはずです。
そのとき、あなたはどんな社会であってほしいと思っていますか? もっと便利になっている? 戦争がなくなっている? 豊かな自然や生き物たちと暮らしている?
そんなちょっと先の未来を想像することが、今の自分がSDGsのためにできることのヒントになっていきます。大人になったときに、幸せで持続可能な社会をつくっていけるよう、今から未来の主役である子どもたちがSDGsを知っておくことはとても大切です。
そしてSDGsの実現のためにできることやアイデアが浮かんだら、ぜひ家族や友だち、地域の人たちと話して、一緒に行動していきましょう。それがSDGsを実現するパートナーシップとなっていきます。
原稿作成:日経BP/東京書籍
協力:一般社団法人SDGs市民ネットワーク