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SDGsの目標:10 人や国の不平等をなくそう

10. 人や国の不平等をなくそう

目標10のポイント

  • 国と国の不平等をらす
  • 同じ国の中にある不平等をらす
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いろいろな不平等

世界には、いろいろな不平等があります。
先進国とじょうこく、開発じょうこくと後発開発じょうこくじょうこくの中でも特に開発がおくれた国)、同じ国やいきの中でもゆたかな人とまずしい人、だんせいじょせいしょうがいがある人とない人、人種、民族、しゅうきょう......。

これらのちがいがもたらす不平等をらすことは、世界の幸せのためにはとても大切です。それがひんこんえ、争いごとをなくすことにも役立ちます。


くヒント

ほんの一部のお金持ちに集中する世界の富

世界の人口は約80億人。そのうち、81人の億万長者は、世界の半数の人よりもたくさんのさんを持っています。たった81人の億万長者が世界の人口の半分以上の富を持っているのです※1

ほんのひとにぎりのエリートやお金持ちに世界の富が集中することで、お金持ちはよりお金持ちに、まずしい人はよりまずしくなる。そんなひんかくが広がっています。

このようなきょくたんひんかくらして、富のさいぶんぱいの仕組みをつくること。そして、まずしい人たちがしゅうにゅうやしていけるえんが必要です。

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※「Survival of the Richest (Oxfam)」より作成

国をえて考えるみんの問題

不平等の問題の一つに、みん問題があります。みんとは、自分が住む国からほかの国へさまざまな目的でうつむ人たちです。

みんの受け入れが、国やいきによっては、なぜ問題になるのでしょうか。
ひとつにはきょうで仕事がったときに、もともと住んでいる人がみんと仕事の取り合いになってしまうのうせいがあると、考えてしまうこと。みんのほうが安いちんぎんで働くことが多いために、自分たちの仕事をうばっていると感じる人がいるのです。また、みんが定住することで、人口にめるみんわりあいえていきます。みんせいさくを進めてきたドイツでは、さい未満の約2.5人に1人がみんというデータもあります※2。「自分の周りにことなる文化やしゅうきょうかんしゅうを持つ人がいる」ことをいやがって、みんへのいやがらせをする人やだんたいも少なくありません。

一つの国の中で、もともと住んでいた人たちとみんの間に、いつのまにかかんじょうてきな対立が生まれ、さまざまな問題を引き起こしています。さらにその子どもや孫の2世や3世も、みんの子孫として差別や不平等なあつかいを受けがちです。

世界中を人々が自由に行き来する時代だからこそ、さまざまな人々が共に働き、いっしょらしていける世界を考えるべきでしょう。


わたしたちにできることは?

さまざまな不平等や差別はどうして起きるのでしょうか? 考えてみるとはだかみの色などの見た目、言葉、かんしゅうしゅうきょう、人種、生活しゅうかんちがいはたくさんあります。

ちがいは国と国、人種や言葉、文化だけではありません。せいべつ、健康な人と病気やしょうがいがある人、好きなことやとくなことなど、おたがいがちがうことはたくさんあります。どちらかがすぐれているわけではなく、ちがいがあるからこそ学び合い、発見することができるのです。

不平等をらすには、みんながちがっていることを知り、ちがいがあるのが当然だとかいすること。おたがいのちがいをみとめ、相手を大事にする気持ちが、何よりも大切になってきます。

原稿作成:日経BP/東京書籍
協力:一般社団法人SDGs市民ネットワーク

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