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SDGsの目標:14 海の豊ゆたかさを守ろう

14. 海の豊かさを守ろう

目標14のポイント

  • 持続可か能のうな社会のために、海と海の資し源げんを守る
  • 海と海の資し源げんを持続可か能のうな方法で利用する
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海はすべての生命のみなもと

地球の面積の7割わりを占しめる海。この豊ゆたかな海は、地球のあらゆる命のみなもとです。そして、海からはわたしたちが生きるための食べ物など、多くの恵めぐみを受け取っています。

しかし、その海が、深しん刻こくな問題を抱かかえています。
ひとつは魚などの獲とり過すぎで、多くの海の資し源げんが減へってしまったこと。世界的な健康ブームで魚を食べる人が増ふえ、魚を獲とる量が増ぞう加かし、違い法ほうな漁業も増ふえています。その結果、魚資し源げんが減へってしまい、まだ十分に利用できる水産資し源げんが11.8%になってしまいました※1。

もうひとつは、わたしたちが出すごみや排はい水すいで海が汚よごれてしまっていることです。


読よみ解とくヒント

ウナギが食べられなくなる?

世界の人口が増ふえ、漁業の技ぎ術じゅつも進歩したせいで、「魚の獲とり過すぎ」が問題になっています。魚が大好きな日本人におなじみウナギは絶ぜつ滅めつ危き機きにあります。ウナギの蒲かば焼やきが、食べられなくなる日がくるかもしれません。

そうならないようにするには、魚などの海の生き物をずっと獲とり続けられるような仕組みを考えていく必要があります。魚を獲とる量を制せい限げんするのも一つですが、漁業で生活をしている途と上じょう国こくの人たちが他の仕事で収しゅう入にゅうを得えられるようにサポートをするなど、途と上じょう国こくの人たちの生活を守ることも考えていかなくてはいけません。

海はプラスチックのごみ捨すて場ば?

海岸にうちあげられた、たくさんのプラスチックごみを見たことはありませんか。

プラスチックの生産量は大きく増ふえていて、1950年代と比くらべて、約180倍ものプラスチックが生産されています。特に飲み物や食べ物の容よう器き、荷物を運ぶときに使う発はっ泡ぽうスチロールなど、包ほう装そうに使うプラスチックの消しょう費ひが増ふえています。

プラスチックはごみとして捨すてられると、自然に分解されることがほとんどありません。
捨すてられたプラスチックごみが最終的に行き着くのが海です。
世界中の海には、毎年約1,400万トン、東京スカイツリー390基き分ものプラスチックごみが流れ込こんでいるといわれていて、このままだと、その量はとても多く、2050年には、海に流れ込こんだプラスチックごみの量が海の魚の量を超こえるだろうという予想もあるほどです※2。

プラスチックは海の中で砕くだけて、小さな破は片へんとなり、それを魚や海鳥たちがエサと間ま違ちがえて食べてしまいます。クジラのお腹なかから山のようなプラスチックごみが出てきたという話もあります。同じような話が、多くの海の生き物やそれを食べる生き物たちに起きているのです。

「水の惑わく星せい」ともよばれる地球。そこに暮くらすわたしたちは、きれいな海と海の生き物たちを守っていかなくてはなりません。


わたしたちにできることは?

いつもの食しょく卓たくにのぼるおいしい魚。その魚がどのように獲とられたものか、知っていますか?
「海のエコラベル」とよばれているものの一つに、「MSC認にん証しょうマーク」があります。これは、いつまでも魚を食べ続けることができるように、海の自然や資し源げんを守りながら獲とられた水産物であることを示しめすマークです。このようなエコラベルのついた魚を買うことも、海を守ることにつながるのです。

ふだんからプラスチックごみをなるべく出さないように、マイバックやマイボトルを持ち歩く、ペットボトルはリサイクルに出す、などの小さな心がけも豊ゆたかな海を守ることにつながります。

  • みなさんが最近食べた魚は、どこでどのように獲られたものか知っていますか。
  • 海の環かん境きょうを守るためにどんなことができるでしょうか。
  • プラスチックごみを減らすために何ができますか。

原稿作成:日経BP/東京書籍
協力:一般社団法人SDGs市民ネットワーク

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