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SDGsの目標:12 つくる責せき任にん つかう責せき任にん

12. つくる責任 つかう責任

目標12のポイント

  • 持続可か能のうな方法で生産し、責せき任にんをもって消しょう費ひする
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地球がひとつでは足りない?

世界ではたくさんの資し源げん やエネルギーを使って多くのものを生産しています。それをわたしたちが大量に消しょう費ひして暮く らしているのです。このような大量生産・大量消しょう費ひの暮くらしは、地球にとても大きな負ふ 担たんをかけています。

1970年代以い降こう、地球の生せい態たい系けいが1年間に生み出すことができる資し源げんの量より、人類全体が1年間暮くらしていくために消しょう費ひする資し源げんの量の方が多い状じょう態たいが続いています。現げん在ざい、人類全体の生活を支ささえるには、地球が1.7個こ必要です。
つまり、わたしたちの生活は、魚を獲とり過すぎたり、森を切り過すぎたりして、未来の資し源げんやエネルギーを先に使ってしまうことによって成り立っているのです。

豊ゆたかな地球の資し源げんには限 かぎりがあります。わたしたちは、ずっと続けられるような生産や消しょう費ひをしていくことで、美しい地球を未来につなぐ責せき 任にんがあります。


読よみ解とくヒント

まだ食べられるのに捨すてられる「食品ロス」

大量生産・大量消しょう費ひを代表するのが食べ物です。日本では、食べ残しや賞しょう味み期き限げん 切れなど、まだ食べられるのに捨すてられる大量の「食品ロス」が問題になっています。

家庭から食品ロスが出る理由は、①買いすぎや保ほ存ぞん方法が悪くて、直ちょく接せつ捨すてられる、②つくりすぎや好すき嫌きらいによる食べ残し、③野菜の皮を厚あつくむきすぎたり、大根の葉っぱを捨すてたりするなど、調理をするときに食べられる部分まで捨すててしまうことの3つに分けられます。

キーワード

食品ロス...まだ食べられるのに捨すてられる食べ物。食べ残し、賞しょう味み期き限 げん 切れで捨すてられる食品なども食品ロス。

日本の食品ロスは年間約464万t※1。日本の国民全員が毎日おにぎり約1個こ分に近い量の食べ物を捨すてている計算です。これは、世界が飢うえに苦しむ国や地ち域いきに援えん助じょしている食べ物の1.3倍の量。飢うえて命の危き険けんにさらされる人たちがいる一方で、その人たちが必要とする以上の食べ物が、日本では捨すてられているのです。

商品を選ぶことで消しょう費ひ者しゃとしての責せき任 にん を

買い物をしていると、いろいろなラベルに気が付きます。 その中には、地球環かん境きょうやそれをつくる人たちの権けん利りを考えた商品につけられた、さまざまな認にん証しょう ラベルがあります。 つくり手である企き業ぎょうが責せき 任にん をもって商品をつくり、それが消しょう費ひ者しゃにわかるようにラベルをつける。わたしたち消しょう費ひ者しゃは買い物をするときに、その商品を選ぶことで、持続可か 能のうな社会に役立つことができます。 それぞれのラベルの意味を知ることは、その商品がどんなふうに自分の手元に届とどいたか、それがどうして持続可か 能のうな社会に役立つのかを理り解かい するきっかけになるでしょう。


わたしたちにできることは?

わたしたちは、モノやサービスをつかう消しょう費ひ者しゃとして、目標12の達成に向けてできることがたくさんあります。
「3R」に積極的に取り組むこともその一つです。

マイバッグを持って包ほう装そうは断ことわったり、詰つめ替かえ容よう器きに入った製せい品ひんを選んだりすることでムダなごみを減へらすことができます。
フリーマーケットなどで、使わなくなったものの再さい使し用ように努める、資し源げんごみの分別回かい収しゅうに協力して、リサイクル製せい品ひんを積極的に利用するなども、資し源げんを生かすためにできる取り組みです。

キーワード

3R...リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3つのR(アール)の総そう称しょう。リデュース→リユース→リサイクルの順に心がけることで、ムダなごみを減へらし、資し源げんを生かすことにつながる。

・Reduce:ムダなごみを減へらす

・Reuse:一度使ったものでも繰くり返かえし使う

・Recycle:使い終わったものをもう一度資し源げんに生まれ変わらせる

ほかにも、買い物をするときに、環かん境きょうに良い方法や人じん権けんに配はい慮りょされた製せい品ひんを積極的に選んでそれをつくった企き業ぎょうを応おう援えんすることも、つかう責せき任にんを果たすことにつながります。

  • 身の回りのものはどんな資源を使ってできたものでしょうか。
  • つくる側とつかう側には、どんな責任があるでしょうか。
  • つかう側の責任のなかで、わたしたちにもできることはどんなことでしょうか。

原稿作成:日経BP/東京書籍
協力:一般社団法人SDGs市民ネットワーク

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