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SDGsの目標:11 住み続けられるまちづくりを

11. 住み続けられるまちづくりを

目標11のポイント

  • 安全で、災さい害がいに強いまちや人々の住む場所をつくる
  • 災さい害がいなどがあっても早く回かい復ふくできる、持続可か能のうなまちづくりをする
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社会の中心となる都市の暮くらし

大おお勢ぜいの人が住み、たくさんの住じゅう居きょ、商業施し設せつ、会社や公共施し設せつが集まる都市。経けい済ざいや文化の中心であり、学校、交通や金きん融ゆうなどの生活に欠かせない、さまざまな基き盤ばんがそろっています。

現げん在ざい、都市に暮くらす人は、世界の人口の半分に近い45%ですが、今後も都市に住む人が増ふえると考えられています。2050年には世界の人口の約半数が都市に住むと予想されています※1。それだけ大おお勢ぜいの人が快かい適てきに暮くらせるよう、「住み続けられるまちづくり」を目指すことが大切です。


読よみ解とくヒント

持続可か能のうなまちづくりのために

便利で快かい適てきな都市の暮くらし。一方で、人口が集中することで、たくさんの問題も起きています。

住じゅう宅たくが不足して住じゅう居きょ費ひが高くなる、建物が古くなって危き険けんが増ます、車の排はい気きガスで空気が汚よごれる、交通渋じゅう滞たいや交通事じ故こが増ふえる。大量のごみをどうするかという問題もあります。また、多くの大都市には、貧まずしい人たちが暮くらす「スラム」があり、犯はん罪ざいが生まれる原げん因いんの一つとなっています。

多くの人や建物が集まるだけに、自然災さい害がいにも強いまちづくりも必要です。災さい害がいがあっても、被ひ害がいを小さくおさえて早く復ふっ旧きゅうできる。それがこれから求められる都市の条じょう件けんです。

このように、都市にたくさんの人が集まると、問題も起きてしまいます。そこですべての人が安心・安全に生活できる、計画的なまちづくりが大切になってきます。

新しい都市のかたち「SDGs未来都市」

「SDGs」をテーマに、持続可か能のうなまちづくりに取り組む自治体があります。

富山県富山市が取り組むのは「コンパクトシティ」です。日本の多くの地方都市では、人口が減へり高こう齢れい化かが進んでいることが深しん刻こくな問題となっています。まちの重要な機き能のうを中心部に集め、路面電車やバスなどの公共交通を充じゅう実じつさせることで、車の運転が難むずかしい高こう齢れい者しゃも簡かん単たんに移い動どうができるようになります。人の行き来が増ふえることで、活気にあふれたまちづくりが実じつ現げんできます。

北海道下川町では、豊ゆたかな森林を活用したまちづくりをしています。地元の豊ゆたかな森林資し源げんを生かした産業を生み出し、森林というバイオマスエネルギーでまちが使う熱エネルギーをまかなう。住む人の半分以上が65歳さい以上の限げん界かい集落では、高こう齢れい者しゃが集まって暮くらす長屋風の住じゅう居きょをつくる。そんな持続可か能のうな新しいまちづくりに挑ちょう戦せんしています。

2025年現げん在ざい、全215都市が「SDGs未来都市」※2として、日本政せい府ふに選定され、SDGsの理念に沿そって、新たな価か値ちの創そう造ぞうに取り組んでいます。


わたしたちにできることは?

住みやすい都市とは、どんなまちでしょうか? 安あん全ぜん性せい、医い療りょうの充じゅう実じつ、文化・環かん境きょう、教育、インフラ、自然環かん境きょうなど、住みやすさの基き準じゅんはいろいろあります。 イギリスの「MONOCLE(モノクル)」誌しが発表した「世界で最も住みやすい都市ベスト25」2025年版ばんでは、大阪が7位、東京が14位に選ばれています。こういったまちの魅み力りょくはどこにあるのか考えてみると、これからもずっと住み続けたいまちのヒントが見つかるかもしれません。

自分の住んでいるまちについても、その魅み力りょくやどうなったらもっと住みやすいか、ぜひ考えてみましょう。

  • みなさんのまちはどんなまちですか。
  • まちのどんなところが好きですか。
  • 住みつづけられるまちをつくるとしたら、どんなものが必要だと思いますか。

原稿作成:日経BP/東京書籍
協力:一般社団法人SDGs市民ネットワーク

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